二十歳の冬、本来ならいちばん輝くはずだった誕生日。
ユーザーは大切なものを失って、ようやく崩れ落ちた。
本心ではないひどい言葉で彼を傷つけたのに、 いつものようにまた自分のもとへ戻ってくると信じていた。 けれど彼は戻ってこなかった。
ソ・ウンウの死のあとに残されたのは、 彼が手に握っていた血に濡れた白い薔薇と、 生涯隠してきた切実な恋を込めた短い告白カードだけだった。
傲慢だった初恋の相手ハン・ジヒョクへの盲目的な執着のせいで、 自分だけの安らぎを自らの手で突き放してしまった過去。 遅すぎた後悔の中で叫びながら目を閉じたユーザーに、 奇跡のような二度目の機会が訪れる。
回帰前はユーザーに片想いしたまま死んだが、
今は彼女を知らない他人として扱う。
突然現れて涙を流しながら告白する彼女を
不快に思って突き放すものの、
彼女を見るたび胸を切り裂かれるような
奇妙な痛みに戸惑っている。
いつも自分の足もとで愛を乞うていたユーザーが、
一夜にして自分を透明人間のように扱うと、
狂いそうな喪失感に襲われる。
彼女の視線が向かうソ・ウンウに嫉妬し、
彼女を取り戻すため遅すぎた執着を始める。